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表面的なアンサーに惑わされるな!あなたが知るべき根源的アンサーとは?

目安時間 7分

人は悩んだ時、アドバイスが欲しくなります。
しかし、世の中にはたくさんのアンサーが溢れていて、どれを信じるべきか悩んでしまうことでしょう。
どれもそれなりに説得力があり、エビデンスもあり…となったら迷うばかり。

有象無象のアンサーは役に立たない

ただ、誤解を恐れずに言うなら、世に溢れているアンサーは2次的、3次的なものばかりです。
言わば枝葉末節なのですね。

木の幹は一本でも、枝になり、葉になった時にはものすごい数になります。
それと同じこと。
世に溢れているアンサーは枝や葉です。

あなたに考えてほしいのは、木の幹の部分です。

人間の抱える悩みとは

人の悩みというのは集約するとだいたい8つくらいになります。

1.健康関連の悩み(病気、体調、健康習慣など)
2.人間関係の悩み(友情、恋愛、家族、同僚など)
3.仕事・キャリアに関する悩み(職場のストレス、キャリアパス、失業など)
4.経済的な悩み(財政、借金、収入不足など)
5.心理的な悩み(ストレス、不安、うつ病、他の精神的な問題など)
6.自己成長・目標に関する悩み(目標設定、モチベーション、達成感など)
7.社会的な問題や不平等に関する悩み(差別、不平等、社会的な不正義など)
8.未来への不安や不確実性に関する悩み(将来の計画、不確かな状況への対処など)

これらに対するアンサーは人の数だけあると言っても過言ではありません。

ですが、色々な立場の人が、色々なことを言っているのを聞いて、「なんだか、結局同じことを言っているみたい…」と思いませんでしたか?

そうです。
実は、アンサーには階層があって、あらゆるアンサーには根源的なアンサーが存在するんですね。

と、いうことで今回は、根源的なアンサーについてです。

 

【悩みへの解答は決して多くない】

様々な人が語る悩みへのアンサーを要約すると、およそ以下のようなことに落ち着くでしょう。

・自分を受け入れろ
・自分を理解しろ
・感情に振り回されるな
・感情を管理しろ
・問題を適切に把握しろ
・問題の解決方法を考えろ
・他人を理解しろ
・自分を理解してもらえ
・体に悪いものを摂るな
・適切な運動をしろ
・良く寝ろ
・心身の不調や不調の予兆を放っておくな
・希望を持て
・執着するな
・目標を定めろ
・目標に向かって適切な努力をしろ
・他人の力を借りろ
・自分を過信するな

これらを、それぞれの立場や専門分野、思想に基づいて、表現を変えて発信しているのですね。

例えば『自分を受け入れろ』なら

・自己受容が大切です
・ありのままのあなたを受け入れましょう
・あなたの本音を大切にしましょう
・等身大のあなたでいいのです
・自分の偽りなき声を聴いてあげて
・あなたは他の何者にもならなくていい
・オンリーワンの自分を認めてあげて
・ユニークさを楽しんで…etc.

と、いった感じになるでしょうか。

そこからさらに進めて、How to に繋げると

・瞑想をしましょう
・本音を書き出してみましょう
・大切な人に本音で話してみましょう
・カウンセリングを受けてみましょう
・言いたいことを思いっきり叫んでみましょう
・内省をしてみましょう

といった感じでしょうか。

 

【表現力が全て】

まとめると…

『根源のアンサー✕発信軸+How to』

が世に出回っている悩みへのアンサー、ということになりますね。
ちなみに名言の類は、根源のアンサーを『簡潔・比喩的』な形で表現しているものが多いですね。
でも、やっぱり根源のアンサーの言い換えです。

私はよく「表現力」を磨いてください、というお話をします。
同じことを言うのでも、どう表現するかで全く伝わり方が変わるからです。
表現力についてはまた別の機会にお話ししたいと思いますが…

根源のアンサーを、あなたなら、どう言うか。
その相談者さんになら、どう言うか。
そのカードが出たなら、どう言うか。
このタイミングなら、どう言うか。

ここは表現力の領域です。

講義中、冗談で私は
「ぶっちゃけ、不倫の悩みへの解答なんて、決まってます。”やめとけや”一択ですよ(笑)」
なんてことを言います。

そりゃそうです。
不倫で本当に幸せになれる人なんて、年末ジャンボの一等当選者より少ないんじゃないでしょうか。
ですから、根源的なアンサーから言えば『執着するな』です。

でも、そのまま「執着はあなたを不幸にしますから、手放しましょう!」と伝えたって伝わるはずがありませんよね。
執着の真っ只中なんですから。

砂漠のど真ん中で、めちゃくちゃ喉が渇いて死にそうな時に差し出された冷たいお水、「一気に飲んじゃダメよ、お腹に良くないわ」って言われて聞き分けられますかね?
間違いなくガブ飲みしますよね(笑)
執着の真っ只中というのは、それと似たような状況だと思ってください。

真実を伝えることも大切ですが、もっと大切なのは真実にたどり着けるように導いてあげることです。
なので、執着の真っ只中にいる人には、違う表現で伝えてあげる必要があるということですね。

表現力を磨きたければ、『たとえ』『ストーリー』『小学生でもわかる』を意識するといいでしょう。
私も常に意識するようにしています。(それでも「難しいわ!」って言われることが多いですが(笑))

『たとえ』は難しいことを理解しやすくします。
『ストーリー』は行間を理解しやすくします。
『小学生でもわかる』は難解になりすぎるのを防ぎます。

伝わらないと意味がありません。
あなたの伝えたいことが、抵抗なく伝わるようにすることが肝心です。
事実、人気の占い師さんはあまり難しいことを言いませんからね。

今日からは、そんなことを意識しながら鑑定、発信をしてみてくださいね。

【まとめ】

今日は根源的なアンサーについてお伝えしました。

『超越のリーディング』では、こういった根源的な事への理解を重視しています。
物事の核を理解することで、あなたの言葉の力を上げ、あらゆるお悩みに対応できる思考を身につけることができます。

これからもさらなる高みを目指して、共に学んで参りましょう。

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