最近、面白い話を聞きました。
あなたは、
・アーティスト思考
・デザイナー思考
というものを知っていますか?
平ったくいうと
アーティスト思考は
自分の売りたいものを売る。
デザイナー思考は
望まれたものを売る。
ということのようです。
この2つ、結果に差が出るようで。
アーティスト思考は、楽しいが、売れない。
デザイナー思考は、楽しくはないが、売れる。
んですって。
なるほどなぁ、と思いました。
私は元々アーティスト思考型なので。
どうしても自分の売りたいものを売りたくなっちゃう。
売れればいいけど。
売れないことのほうがかなり多い…
もうね、ギャンブルですよ(笑)
そりゃそうですよね。
自分が売りたいものをね。
多くの人が欲しいと思ってくれるかって…
わからんですよねぇ。
ですからね。
お金を稼ぎたいなら。
望まれたものを売るほうが確実に決まってます。
自分のやり方で売れたら。
そりゃ嬉しいですけどね。
保証はないんですよね。
けど、望まれたものとかね。
すでに売れてるものを売れば。
それなりに売れるわけですよ。
なんでこんな話してるかっていいますとね。
鑑定も一緒だからです。
残酷なことに(泣)
やっぱりね、あるんですよ。
求められてる鑑定と。
そうでない鑑定って。
自分がどんなに良いと思ってても。
望んでもらえるかどうかは…
以前にね。
こんな人がいたんですよ。
占いとヒーリングと自己探求をね。
セットにしたセッションをやる!って。
占いは頼るものじゃないよ!
本当の自分に戻れたら、幸せになれるんだよ!
傷ついた自分を癒やせば、自然と引き寄せは起こるんだよ!
自分にピッタリのものがどんどん来るんだよ!
自分を深堀りするカードセッションで、叶うよ!
みたいな感じでしたねぇ。
いや、素晴らしいと思いますよ。
本当の自分に立ち返ることって大事ですし。
占いは頼るものではないと思いますし。
時には自己探求って必要ですもんね。
けどね。
売れないだろうな、って。
なぜなら、お客様が望んでなかったから。
それだけです。
そりゃ、何人かは受けたいって言ってくれるかも知れない。
もしかしたら、大ブレイクするかも知れない。
ワンチャン、ってやつですね(笑)
それかね。
素晴らしいものなんだよ、ってことを。
時間をかけて説明して。
より多くの人にわかってもらえたら。
売れるかもね。
でもねぇ。
その間って、すっごい細々とやるのよ。
下手したら1円にもならんかも。
っていう状態が続くのよ。
辛すぎん?(笑)
それよりは、求められてる占いをして。
信頼してくれたお客様にね。
ちょっとずつ受けてもらってね。
効果を実感してもらうほうが良くないですかね。
私が提唱している鑑定手法の『tellapy』は。
求められてるほうの鑑定手法になります。
そもそも人気占い師さんの鑑定手法ですからね。
だから。
「私は自分が良いと思う占いをしたいんだ!」
っていう人には合わないかも。
「客の求めに応じる占いなんか、占いじゃないだろ!」
っていう人もいるかもね。
人間の思惑が介入しない、運命の声を聴く。
それが占い。
どんな結果だろうと、受け止める。
それが占い。
だと思ってるんでしょうね。
まあ、否定はしないですよ。
本来はそうだったと思いますし。
ただ、生業としてやるんだったら。
それで少なくないお金をいただこうっていうなら。
違うかなあ、って。
良く考えてみてください。
私たちがどんなに声を上げてね。
「占いはこうあるべきなんですよ!」
って言ってもね。
選ぶのはお客様だから。
占い師さんの「私はこうありたい!」
っていうのと
お客様の「私が欲しいのはこれです!」
が噛み合えばいいけど。
そうじゃなかったら…
「要らないです」
って言われるだけなんですよね。
アーティスト思考的にね。
「私がやりたい占いをするんじゃ!」
っていうなら。
売れないことも覚悟しないとね。
「いやいやいや、オリジナルで売れてる人もおるやん、アホちゃう」
ってね、言われるかもだけど(笑)
それ、たまたまですから。
その人じゃなきゃ無理なやり方ですから。
もっと言うなら。
もともと普通の占いのお客様を持ってたと思いますし。
百歩譲って。
売れてる人のマネならまだ良いかもだけど。
独自路線はなかなか茨の道ですよ。
まあ、もちろん
『稼ぎたければ』
『多くの人に必要とされたければ』
の話ですけど。
そうじゃないなら。
好きにやったっていいじゃないですか。
そういうほうが幸せかも知れませんし。
でもねぇ。
このメルマガを読んでくださってるってことは。
少なからず『占いでお金を稼ぎたい』って。
そういう思いがあったからじゃないでしょうかね。
間違ってもね。
『占いを極めたいッス!』
っていう人が読むもんじゃないと思うのね(笑)
あ、そうそう。
「どうしても自分のやり方で!」
って思う人はね。
『集客』を勉強したほうがいいです。
ただ、最終的には私が言ってることと、さほど変わらんと思います。
結局、お客様に選んでもらえるかどうかですからねぇ。
実はね。
私も、昔はすっっごく葛藤しました。
電話占いの世界に入った時にね。
「これを占いって呼んでいいのか…」
「金儲けのためだけにやってるんじゃないのか…」
「お客様を金ヅルにしてるだけでは…」
ってね。
けど、自分の考えが浅かっただけだなと。
今は思います。
自分の正義が守りたかっただけだったんだなぁ、って。
「占いはこうあるべき、いや、こうあってほしいんだよぉ!!」
って、ダダこねてたんだなあ(笑)
占いの本質がセラピーなんだって。
気づいてからは何の疑問もないですね。
むしろ、『古(いにしえ)の占い観』に疑問を抱いてます(笑)
心理だ、認知だ、って研究が進んで。
占いというものの構造だって明らかになってる。
もう、胡散臭い、オカルトめいた何かじゃない。
って、私は考えてますから。
もちろん、不思議なことは不思議のままでいい。
それを否定する気はないです。
私も不思議は大好物だから(笑)
でも、わかってるものに目をつぶるのはね。
何か違うのよ。
そもそも。
売れてる占い師さんたちは。
『そんなこと、とっくにわかってる』ってのにね。
ホントに。
だって、人気占い師さんたちと話すと。
みんな私の言うことに「そうだよね~」って。
「うん、私それ、やってるわ」って。
なるんですから。
私がお伝えしてるのは。
そういう
『人気占い師さんなら、みんなやってる』
鑑定手法でもあるんですよね。
もっと早く知りたかったよ、私(笑)
と、いうことで。
今日はアーティスト思考、デザイナー思考からのお話でした。
あなたがなりたいのは、どっちの占い師ですか?
それでは、また。
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