占い師の話術やスキルを身につけるなら

何より大切なもの

人が社会の中で生きていく為に必要なものは何だと思いますか？

お金、夢、家族、それとも？

コレがなくなると、私たちは生きていけません。

何を奪っても、コレだけは奪っちゃいけない。

それは『可能性』です。

私たちは、意識的にも無意識的にも、『可能性』を信じて生きてるんですね。

頑張るとか、我慢するとか、自分に負荷をかけられるのって、可能性があると信じているからじゃないでしょうか。

もし、

「可能性はゼロだよ、あなたには悲惨な明日しか待っていないよ」

ということが確定したらどうでしょうね？

ヤバいですよね。

いっぺんに生きる気力が失われませんか？

「もう、何を頑張っても無駄じゃん…」

って思いますよね？

 

 

私たちが本当にほしいもの

「でも、可能性がゼロなんて状況、そうそうないっしょ？」

って思われました？

うん、まあ、そうです（笑）

そうそうないですよ。

では、ちょっと質問を変えて。

A　あなたの鑑定のレベルは低い

B　あなたの鑑定はこの先レベルアップすることはない

どっちが悲しいですか？

どっちも悲しいと思うんですけど、Bの方が悲しくないですか？

Aなら成長する可能性がありますもんね。

でも、Bは絶望しかないですよね。

私たちは今を否定されるより、可能性を否定される方がずっと辛いんですね。

その逆もそうなんですが。

私たちは今がどうこうというよりも、可能性があることがわかる方が嬉しかったりします。

可能性が未来を創ることを、無意識に理解しているのかも知れませんね。

別になる気はなくても「君は芸能界でのやっていける才能があるね」って言われたら？

嬉しくないですかね。

あ、でもそうやって声をかけてくる人は怪しい人なので、気をつけて（笑）

 

 

命の価値を超えるもの

私は「可能性は命より大事だ」って言います。

人間は何を奪われても死にませんが、可能性を奪われたら生きていけません。

時には自分の命を賭けて、可能性を守ろうとさえするんです。

ですから、可能性が失われると感じた人は、何とかして可能性を守ろうとします。

たとえ、それが人生に大きな影響を与えるものでなかったとしても。

可能性の喪失は、他の何よりも大きい影響を持つものなんですね。

人が占い師に相談する理由。

それはまさに『可能性』が知りたいから、です。

・彼と別れずにすむ『可能性』はどれくらいあるか教えて…！

・この先結婚できる『可能性』は残っているんですか…？

これが相談者さんの心の声。

いえ、もっとハッキリ言っちゃいましょうか。

『可能性があると言ってください』です。

さっき言いましたよね。

『可能性が失われると感じた人は、何とかして可能性を守ろうとします』って。

ですから、本当にそうなるかどうかより『可能性があること』を確認したいんです。

自分でどれだけ思い込もうとしても、可能性があると思えない。

誰に聞いても「無理だよ！」って言われた。

だから私たち占い師のところに相談にくるというわけです。

可能性の話をしてくれるなんて、占い師くらいのものですしね。

相談者さんが聞きたいのは『可能性』です。

 

 

可能性を信じるために

可能性を信じるために、もっとも強力な方法をご存知ですか？

それはズバリ『誰かに可能性を教えてもらうこと』です。

『誰かに可能性を教えてもらうこと』がなぜ強力なんでしょうか。

私たちは自分自身に関わるものの評価について、自分が下す評価より、他人が下す評価の方に何故か信ぴょう性を感じてしまいます。

簡単な例でいうと、

「私は天才だ！」って思い込もうとするより、誰かに「君は天才なんじゃないか？」と言われた方が、そんな気になるものなんです（笑）

「絶対幸せになれる！」って思い込むより、「あなたは絶対幸せになる人だね」って言われるとかね。

 

ただ、根も葉もないことを言って褒めろとか、そういうことではないんですよ（笑）

とりあえず「大丈夫！可能性はあるから！」って、こんな適当なのはダメです。

よくカン違いする人がいるんですけど、ポジティブなことを言っときゃいい、っていうことじゃありません。

ポイントは『占いで探す』ことです。

占い師なんですからね。

「このカードの◯◯に◯◯の可能性が表れている」

「◯◯と◯◯の角度は可能性を示すサインです」

といった具合に、きちんと占いの中で可能性を探し、示すことです。

そうじゃないと、リアリティがありませんからね。

あと、占いで探す際に重要なこととしては…

・可能性はゼロにならないという確信

・必ず何か可能性があるはずだという意識

・どんな小さな可能性でもピックアップする

・ピックアップした可能性から、相談者さんの望みに繋がるストーリーを描く

ということですね。

なにより、占い師自身が相談者さんの可能性を信じ抜くことに尽きますね。

心の中に「そうは言っても、難しいんじゃないか、無理だと思う」という思いがあれば、伝わってしまいます。

この話をしますとね。

「でも先生、まっとうに考えて無理なもんは無理なんじゃないっすか？」

みたいなね。

そういうことを言い出しちゃう輩が多いんですよ（笑）

ダメだよぉー。（誰）

無理だっていうなら、それ完璧に証明できますか？

できないでしょう？

あらゆる可能性を考えても無理だって言い切れますか？

言い切れるわけがないんですよ。

この世界を創った神様でもない限りね。

たった一秒先だって、私たちは何が起こるかを正確には予測できないんだから。

「そんなの無理！」は自分の勝手な思い込みなんだ、ということを理解してくださいね。

 

 

何が起きても不思議じゃない

自分のの思い込みを乗り越え、相談者の可能性を信じ抜くために。

私たち占い師が心がけるべきことは…？

簡単に言えば『心に遊びを持つ』ということですね。

どんなことが起きてもおかしくないんだ、というマインドが大切です。

まるで子どものように、『自分が知っていることなんてほとんどない』というマインド。

この宇宙において、私たち人間が知ってることなんて微々たるものだ、っていうじゃないですか。

知ってるものだけで判断しようとするから、可能性が狭くなるんですよ。

知らない、わかんないことの方がたくさんあるんだから。

既知＜未知だったら、未知の可能性を考慮するのが当たり前じゃないですかね。

既知のものだけで全部判断するのは危険だと思いますよ。

毒キノコの種類を1種類しか知らないのに、その辺に生えてるキノコ食べますか？

「私の知ってる毒キノコじゃないから、大丈夫！」

って、ならないですよね（笑）

逆、逆だよ！ってなりますでしょ。

わかんない前提で考えることの方が、宇宙大の視点で言ったら正しいんじゃないですかね。

 

話は逸れちゃいましたけど。

私たち人間にとっていかに可能性が大事か、可能性を提示することがいかに大事か。

そして、可能性は決してゼロにならないことも。

それが理解できると、%name2%さんの鑑定はまた一歩感動鑑定に近づきますよ。

相談者さんと一緒に可能性と創造性に溢れた鑑定を楽しんで行きましょうね。