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疑うことで失われるもの

目安時間 5分

自分の言葉を疑うとき

鑑定をしているとき、

「私、もしかして適当なことを言ってるんじゃないか」

「嘘を言っているんじゃないか」

と心配になったことはありませんか?

自分で言葉を発しながら「本当かな?」と思ってしまう。

「あなたは幸せになりますよ!」って言いながら、実は「無理だろうなぁ…」と感じてしまうとか。

こういうとき、「私、嘘をついてる…」って思いますよね。

本当はそう思っていないのに、相談者さんにイイコトを言おうとしている自分に気づいたり。

「しょうがないよね、こうやって言わないと納得してもらえないし…」

なんてね。

 

 

占術に従えば間違いない?

占術で出た結果どおりに言えば良いんだ!

…と、いうわけでもないんですよね。

ありませんか?

「占いの結果ではそうなんだけど…ちょっと、どうかなぁ…」

っていうときが。

それも、ある意味、仕方ないといえば仕方ないことかも知れません。

だって、占いはそもそも科学的根拠に基づくものではありませんし。

突き詰めて考えたら、証拠も根拠もないんですから。

疑いだしたらキリがないんです。

一体占い師ってなんなんでしょう?

根も葉もないことをそれらしく言ってるだけなんでしょうか?

それでも相談者さんには何か言わなきゃいけない。

「まあ、そういう仕事なんだ、きっと…」

と思いながら占い師を続けますか?

ただ、それでは相談者さんに感動や希望を与えることは難しいでしょうね。

 

 

疑いはあなたから力を奪う

実は。

その自分の言葉に対する疑いが、あなたの言葉から力を奪ってしまうんです。

疑いながら発する言葉は、空っぽの風船みたいなものです。

何も入っていないから、何も伝わりません。

また、嘘やデタラメの言葉にも力はありません。

自分が信じていませんからね。

疑うよりさらに空っぽです。

確信をもって伝える言葉にはパワーが宿ります。

そのパワーの源は、リアリティです。

人間はリアリティの高いものを『現実』だと認識するんです。

リアリティの低いものは幻と同じようなものです。

何の力も持っていません。

幻に触れても、何も感じられませんよね?

それと同じように、リアリティのない言葉には何も感じられないんです。

確信とはリアリティが高いことを意味します。

リアリティが高い人の言葉にはリアリティがあります。

それが、相談者さんに伝わるんです。

 

 

確信に変わるまで

占い師の言葉が相談者さんの運命を変えられるのも、このリアリティの高さがあるからなんです。

確信を持って未来を宣言すること。

それが、「本当にそうなりそうな気がする!」というバイブレーションを呼び起こすんですね。

だから、私たち占い師は確信を持って言葉を使う必要があるんです。

相談者さんに勇気や希望を与えるために。

私は常々「ポジティブな可能性を“探してください”」と言います。

適当にでっち上げたポジティブな未来を、あなたは信用できますか?

無理ですよね。

そもそも自分が『でっち上げた』ことを知ってるんですから。

でも、自分が信頼している占術の答えにそれがあったら?

「そうなるかも!」って思えませんか?

だから、『考えろ』じゃなくて『探せ』と言うんです。

占い師自身が信じられなければ、伝わりません。

だからまず、自分自身の占術を確信に変わるところまで落とし込むこと。

科学的根拠やエビデンスじゃないです。

占いは科学ではなく、解釈ですから。

「まあ、そうだよね。そうなるよね。」というところまで、占術が提供する『世界の解釈の仕方』を自分に落とし込む。

これが大切です。

要は、占術を信用するってことです。

 

 

言葉に力を宿せ!

確信は力、疑いは弱さ。

自分の中にある疑いを解消し、確信ある鑑定をしていきましょう。

パワーの宿ったあなたの言葉は、必ず相談者さんの心を打つはずです。

今ひとつ、リアリティが持てないんだよな…というときはご相談ください。

私の『感動鑑定コンサルティング』は、あなたのリアリティを高めるサポートも可能です。

言葉の力、上げて行きましょうね!

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