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リーディング力を上げる、たった2つのポイント

目安時間 11分

昨日のブログで

「リーディング力は文章力」って

お話をしたけど。

あなたは

自分のリーディングが

秀逸だと思う?それとも?

私が教えてきた中で感じるのは

リーディングが苦手は人は

文章を作るのが苦手な人かなってこと。

リーディングはストーリー。

リーディングは説明。

カードでもなんでも、

スプレッドやセオリーに基づいた

ストーリーがあるよね。

シンプルなケルト十字なら

・今の状態はこうです

・あなたの望みを邪魔しているのはこれです

・このまま行けばこんな感じになっていきそうです

・ですがこれによってそれを変えられるでしょう

・それによって最終的にはこうなるでしょう

っていう感じのストーリーがあるわけ。

ストーリーがないリーディングはないんだよね。

ストーリーがないリーディングはおみくじだよ。

だから、リーディングしようと思ったら

ストーリーを組み立てる

文章力がモノを言うわけなんだよね。

文章力って言っても

そんなに難しいことは必要ないよ。

ちゃんとしたリーディングに

なっているかどうかって、

・スジの通ったストーリーになっているか

・相談者が理解できない部分はないか

という2点のみだから。

響く、響かない、当たる、当たらないより

まず、文章として成立しているか

っていうことが大事なんだよね。

相手にあなたが言っている

意味がわからなかったら何も伝わらない。

どんなにステキな表現を使っても

相手が理解できなかったら意味がないよね。

なので、

まずはスジが通っていて

理解できる文章になることを目指そう。

ポイントは、

『5W1Hが明確であること』。

あなたが伝えようとしている事の

・いつ(WHEN)

・どこで(WHERE)

・誰が(WHO)

・何を(WHAT)

・なぜ(WHY)

・どのように(HOW)

が『いちいち』明確になっているか?

を考えよう。

全体的に明確になってるか、じゃなくて

『いちいち』明確になっているか。

たとえば桃太郎のお話を話してみるとして。

「えーと、桃から生まれました。」

って、言われたら

めちゃくちゃ疑問じゃない?

待て待て、ってなるよね(笑)

「それ、いつの話?」

「どこの話よ?」

「誰が生まれたん?」

「いやいや、どんな桃やねん?」

「そもそも何で桃から子どもが生まれんのよ?」

「生まれるって、どーやってよ?」

って、なるじゃんね。

話す人もだいぶハショったな(笑)

だから、ちゃんと語られるわけでしょ。

・むかしむかし(いつ)

・あるところに(どこで)

・おじいさんとおばあさんが…(誰が)

・おばあさんが川から持ち帰った大きな桃を(何を)

・食べてみようと思って(なぜ)

・割ってみると中から元気な男の子が飛び出してきました(どのように)

ってさ。

桃太郎のストーリーひとつにしても

ちゃんと一つ一つが

5W1Hで説明されてるよね。

だから、子どもが読んでも

ちゃんとわかるんだよね。

リーディングの基本も同じことで

文章が苦手だなぁ、と思う人は

最初のうちはまず

『いちいち』ハショらずに考えよう。

そのうえで、

しつこいな、くどいな、

というときだけハショるようにしよう。

そして、もう一つ。

相手が「???」ってならないために

気をつけてほしいのが、

相手がわかっている前提で書かない、話さない

ってこと。

具体的に言うと

・専門用語は使わない

・前置きをせずに、突然関係ない話をもちださない

・感想や意見を述べるときは、自分の解釈を明確にする

ってことになるかな。

専門用語を使って良いのは

確実にお互いが「ああ、これはわかってるよね」

っていう時だけだよ。

たとえば、

ツインソウルが…ツインレイが…

っていっても、

みんながそれを知ってるわけじゃないよね。

スピ系の用語はスピ界隈にいる人にしか

通用しないと思っておいたほうがいいよ。

ツインソウルが…って話をしたいなら

ツインソウルがどういうものなのかを

相手が理解できるように説明してあげること。

次に、

前置きをせずに、突然関係ない話をもちださない

っていうのも、

よくわからない文章あるあるなんだけど。

たとえば、さっきの桃太郎の話をしている時に

「桃太郎はお供のの犬、サル、キジ、を連れて鬼ヶ島に行きました。彼らは神獣として天から遣わされたんだよね!桃っていうのは厄を祓うって言われててさ、つまりこの話は…」

って話を唐突にぶっ込んじゃう、みたいなね。

聞いてる人は

「え、突然何の話?ちょ、怖いんですけど!」

ってなっちゃうじゃんね(笑)

ちゃんと、前置きがないと伝わらないよね。

「…鬼ヶ島に行きました。ちなみになんだけど、この桃太郎っていうお話は厄祓いのお話じゃないか、っていう説もあってね。たとえば桃っていうのは厄を祓うものとして…」

っていう感じの前置きをしてあげないと

聞いてるほうがついていけなくなっちゃう。

相手の読解力や理解力に

甘えない、っていうことも

伝わるリーディングにおいては

大切なことなんだよね。

相手が常に読解力や理解力の高い人で、

さらにあなたと同じレベルの知識を

持っているとは限らないからね。

もし、

リーディングって、もっと華やかで

キラメキのある言葉で構成されてるんじゃ

なかったのぉー!?

ってガッカリさせちゃったら申し訳ない。

どこまで行っても

基本の文章がベースなんだよね。

それができてないと、

華やかさやキラメキで飾ろうとしても

子どもが自分の好きなシールを

ベタベタ貼りまくった

冷蔵庫みたいになっちゃうよ(笑)

「いや、でも私はもっとステキなスピっぽい表現をバンバン使って行きたいんですよ!」

っていう人は、それより先に

気をつけてみてほしいことがあるんだけど。

それは何かっていうと、

『形容詞で済まさない』ってこと。

形容詞っていうのは、

【美しい、優しい、賢い、虚しい、怖い、痛い、悲しい、美味しい、醜い、悔しい、可愛い、大きい、長い、若い、赤い、深い、遠い、暗い、薄い、古い、太い、新しい、明るい】

ってやつね。

たとえば、こんなこと言ってない?

「明るい未来がやってきますよ!」

なんてね。

なんていうか…ありきたりじゃない?

「この占い師、そう言っときゃいい、って思ってそう」

って思われないかな、って(笑)

形容詞で済ましちゃうって

そういう危険性もあるんだよね。

だから、形容詞だけで済まさずに

『具体的な描写+形容詞』

で考えるといいよ。

「ダイヤモンドが空から雨のように降ってくるみたいな、キラッキラの明るい未来がやってきますよ!」

って言ったらどう?

すごそうじゃね?(笑)

ワンチャン、お金持ち感あることね?(爆)

でも、難しい表現は使ってないよね。

ダイヤモンドは誰でも知ってるし、

空から雨が降ってくるってのも

誰だってイメージできるよね。

まずはこういうちょっとしたことを

心がけると、文章は変わるよ。

 

さてさて。

今回は「リーディングは文章力だ!」って感じの

お話をしたけど。

色々言ったけど、大事なことは2点。

・スジの通ったストーリーになっているか

・相談者が理解できない部分はないか

だけだからね。

そのための5W1Hだし、

そのための専門用語を使わない、

関係ない話をぶっ込まない、だよ。

「リーディングが苦手だなぁ」

「リーディングが上達しないなぁ」

という人は、まず文章力を身に着けよう。

自分の文章力のなさを

ステキ表現でごまかそうとしても

うまくはいかんのよね。

私も昔そんなことやってたけどさ(笑)

文章力が足りていないのに

表現にばかり凝るっていうのは、

『スポンジケーキがちゃんと焼けないのに、デコレーションケーキを作ろうとするようなもの』

だと思ってほしいのね。

スポンジケーキがぐちゃぐちゃだったら、

どんなに装飾を凝ったところで

ナニコレ?ってなることカオスの如しだよね(笑)

中心がめちゃくちゃ陥没した

スポンジケーキに

ジョエル・ロブションばりの

デコレーションをしたってさ…

「え、ゴメン、ナニこれ…?」

「…デコレーションケーキ…ですけど…」

「デコレーションっていうか…地盤沈下都市壊滅ケーキだよね…(笑)」

「…(泣)」

ってなることない?(笑)

装飾に凝るよりもまずは

しっかりとスポンジケーキが

焼けるかどうかだよね。

文章も同じことで

まずはしっかりとした

骨格のある文章を書けるかどうか。

骨格のある文章がかければ

リーディングにも骨格が出来る。

骨格のあるリーディングは

わかりやすいし、説得力もあるし、

装飾が映えるようになるよね。

だから、

ちゃんとしたリーディングをするためにも

まずは表現力よりも、骨格を作ろう。

日々の発信やコミュニケーション、

SNSのリプライやメッセージから

心がけてみてね。

 

それでは、また。

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