「タロットがあれば、何でもわかる!
迷わず読めよ、読めばわかるさ!」
って、アントニオ猪木か(笑)
何でもはわからんわ。
何でもわかるなら、
1分後の為替相場を…
て、やめろやめろぉ!(笑)
何を言っているんだ私は。
しょーもない前フリはこれくらいにして。
昨日から書き始めてる
タロット解説のnoteなんだけど。
あ、今日も書いたよ!
朝9時には消えるから
お見逃しなく。
▼第二話 愚者:すべてはひとつ
※公開終了
さっそくご感想もいただいちゃって、
ああ…書いてよかったなぁ…
って感動してます。
鑑定する時ってね、
色々な世界観をスイッチして
やる必要があるなって
感じるんだよね。
だって、お客様によって
世界の捉え方が
全っ然違うから。
世界は辛いところだ、苦しいところだ、
って考える人もいれば
世界は不思議なところだ、
世界はつまらんところだ、
世界はマトリックスだ、
世界は意味不明だ、
ってさ。
色んな捉え方があるんだよね。
ここにさ、
「ワレ、悟り開いちゃいました☆」
みたいなクッソ高い抽象度で
鑑定入っちゃうと
「レベル低すぎぃ~」
「考え方変えたら~?」
「そんな悩みまぼろし~」
みたいなね(笑)
お客様に全く伝わらない
鑑定をしちゃいがちなのよ。
そうじゃないよね。
私たちは相手を理解して
ナンボなんだから。
自分の抽象度で、
自分の世界観で、
相手が理解できないなら、
容赦なくスイッチする。
まずはお客様と
同じ抽象度で世界を感じる。
「世界は不公平でアンフェアで一部の恵まれた人たちだけがいつまで栄えていくような腐りきったマテリアルワールドで私のような一般凡人パンピーは言いたいことも言えないポイズンでぴえんなんです!」
ってお客様が思ってるなら
その抽象度で世界を感じるのよ。
なんだよ、ポイズンでぴえんて(笑)
じゃないとさ、
「辛いね」って
本気で言ってあげられないじゃん。
そんなポイズンでぴえんな世界で
苦しいー!死ぬー!
って言って泣いてる人にさ、
黄金の玉座にダラリと座りながら
毛のない猫をナデナデしつつ
「オー、辛いねェ」
って、全然響かないでしょ。
「絶対思ってねェだろ!」
って突っ込まれること風の如しだよ(笑)
そんなんじゃ、
お客様の痛みは理解できないよね。
お客様の痛みが理解できなきゃ、
どんな言葉を処方すればいいのかも
どんな未来が欲しいのかも
どういうストーリーで幸せになりたいのかも
見当もつかないじゃない。
理解できない、
理解しようとしないから、
お客様が欲しがってもいない
占い師の理想未来を
押し付けることになっちゃうのよ。
お客様が望んでもいない未来なんて
そんなもん押し付けるなんて
嫌いな奴からもらう
まったく要らないプレゼントと
何も変わんないよ。
「要るかぁー!そんなもん!」
って言いたくなるでしょ?
でも、ホントにそういうことだよ。
もちろんね、
毎回毎回、百発百中で
お客様に必要な言葉を
かけてあげられるなんてこたないよ。
時には不満そうな顔を
されることもあるし。
違います、もういいです、って
言われちゃうこともあるよ。
私の好きな言葉に
孫氏の兵法でね
『彼を知り己を知れば百戦殆ふからず。
彼を知らずして己を知れば一勝一負す。
彼を知らず己を知らざれば戦ふ毎に必ず殆ふし。』
(原文:知彼知己、百戰不殆。不知彼而知己、一勝一負。不知彼不知己、毎戰必殆。 孫氏 謀攻篇より)
ってのがあるんだけど。
彼を知り、ってのは
相手を知るってことなんだけど
私たちの相手ってのは
『ちょっとしたことでコロコロ変わってく、欲望に支配された、明確な目的を持たない感情』
なのね。
明確な目的があるなら
その目的を果たそうっていう
強い意思があるならまだ読めるけど。
ちょっとやそっとじゃ
変わらないからね。
そうじゃない、
誰かの一言やちょっとした態度で
180度変化してしまう
風に舞う落ち葉みたいなもんよ。
その落ち葉が着地する地点なんて、
「読めるかぁ!そんなもん!」
でしょ?(笑)
めちゃくちゃ突き詰めたら
わからんけどさ。
そんなことできる占い師なんて
そうそうおらんて。
そりゃ超能力の領域だわ。
だから、我々市井の占い師がね
頑張って、神経尖らせて、
彼を知る、って言ったところで
良くて50点くらいのもんなのよ。
百戦五十勝五十敗がイイトコだと思って。
めちゃくちゃ理解しようとして、
そんなもんだよ。
それをさ、
相手を理解する努力すらせずに
鑑定に挑んだらどうなるさ?
『戦ふ毎に必ず殆ふし。』でしょ。
毎回毎回、イチかバチかになっちゃうよ。
でも、世の占い師さん見てると
そういう人がめっちゃ多い。
「今回は上手くいった~」
「今回は相手が悪かった~」
なんて感じよ。
私の生徒さんがさ、
どこかで占ってもらってね、
「あの先生、めっちゃ良かったですよ!」
っていう報告、聞いたことない(笑)
・タロットの説明されただけだった感
・ダメ出ししかされなかった
・要らんアドバイスばっかだった
こんな報告ばっかりなのよ。
もう、私は悲しい。
お願いだから、
来てくださった相談者さんを
全力で理解してあげてほしい。
占いよりも何よりも。
ホントにね、
占ってもらいに来てるんじゃなくて
自分のことをわかってもらいに来てるんだと。
わかってもらった上で、
チョッと占ってほしいのよ。
それができれば、
また来てくださるのよ。
お友達も紹介してくださるのよ。
その人達をハッピーな未来に
導くことができるのよ。
そこからだよ。
占いの腕や知識が評価されんのは。
「先生の占い、深いですね!」
「先生のアドバイス、めちゃくちゃ役に立ちました!」
「こんなに詳しく鑑定してくれる先生いませんよ!」
ってね。
信頼残高とか、関係値なんていうけどさ。
それがないと、
せっかく積み上げてきたものが
評価されないからね。
心の片隅にある、
「占いの知識、披露しちゃうぞ☆」
「私のスゴさに驚きなさい☆」
「占歴はダテじゃないのよ☆」
っていう出たがりアイドルは
楽屋に閉じ込めといて(笑)
「まだ出番じゃねえぞ!出しゃばんな!」
ってね。
そこまでは、ひたすら理解よ。
理解だ理解理解理解理解理解理解理解理解理解理解ィーッ!!(怖)
お客様と同じ世界感を共有して、
理解して、
少しずつ、少しずつ、
もっとこういう世界があるよ、
こういう世界に行ってもいいんじゃない?
そろそろ悟っちゃおうぜ、
それじゃここにハンコを押して…
って、ナンの勧誘か(笑)
ま、だからね。
自分の世界観に固執するんじゃなくて
色んな世界観を
行ったり来たりできる方がいいわけさね。
あなたが悟った
世界の真実も大事だけど、
そこにこだわらないことね。
人の数だけ世界がある。
どんな世界も受け入れてこそよ。
そこに本当の理解があるんだよね。
最初モンヤリするかも知れない。
お客様の話を聞いて
「そうじゃないんだよなァ…」
ってモヤリと心に霧がかかっちゃうかも知れない。
「ちっがーう!本当はこう、こうなの!」
って言いたくなっちゃう
その気持ちをグッとこらえて…
理解よ。
何でこの人は、こう思うようになったんだろう?
何で、そういうふうに見えてしまうんだろう?
何で、そっちに引っ張られるんだろう?
何がこの人をそうさせているんだろう?
こういう問いかけを
心の中でしまくることよ。
理解って。
カンタンに答えは出ないよ。
人によって背景も、性格も違うからね。
私に聞かれても、完璧な答えは出せないよ。
答えを知ろうとするよりも、
その人に興味を持って
考え抜くことが大切なんだよ。
この地味ぃ~~~~な思考訓練が
あなたのお客様に対する理解力を
爆発的に上げてくれるのよ。
世界観をスイッチできる自在観も、
こういう訓練の先にあるからね。
大変だと思うけど、
頑張りましょう。
やった分、上達するからさ。
さて。
そんなこんなで、世界観をスイッチすることの大切さをお話ししたけど。
あ、そうそう。
世界観で思い出したわ。
ぼちぼち、タロットクラスの3期を募集開始します。
今度は火曜日の20時から。
定員は2名です。
大アルカナを学ぶっていう、
基礎中の基礎みたいなレッスンだけど、
【基本的に1カード1キーワードでリーディング。】
たくさんの意味を暗記しなくて大丈夫。
さらにそのキーワードを使って
・こんな質問のとき、どう読む?
・こんな読み方ができるよ!
・こんなふうに読むといいかもね!
っていう実践的なワークが中心。
雰囲気は…『大喜利みたい』だって(笑)
私ゃ圓楽さんかい(笑)
ただじっと座って聞いてる、って
感じじゃないね。
まったくもって。
私からもめちゃくちゃ振るし、
皆さんからもめちゃくちゃ質問受ける。
なんつーか…ライブ?お笑いの?
それ、笑点!笑点じゃん!(笑)
あ、ただ内容はマジメだよ。
私も楽しくマジメに答えるからね。
さらに、受講申し込みをしてくださった方には
全200ページ超、
これでもか!ってくらい
キーワードをギッシリ詰め込んだ
【一生使える!ヤバいキーワード帳(PDF)】を
もれなくプレゼント。
1カードにつき100個くらい
書いてあんじゃないかな…
もはやキーワード辞典だな…。
クラスの詳細はこちら
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(※他の曜日、時間だったら受講したいのに…っていうご意見を毎回いただくので、そういう場合はLINEまでご連絡ください。極力開催できるように調整します。→※メルマガ購読者様限定)
あ、そうそう。(何度目だ)
今日からメルマガ購読特典で
【大アルカナ】ネガティブワードのリフレーミング集
っていう資料をプレゼントしてるんだけど。
もちろん、すでに購読してくれてる
あなたにも
お渡ししないはずもなく。
いや、そりゃタダだよ(笑)
必要ならLINEに「資料ください!」って
送ってちょーよ。
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それでは、また。
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