「タロットカード、どれが良いんだろう?」
「オラクルカード、オススメは?」
「今のカード、気に入ってるんだけど、変えたほうがいい?」
占いに欠かせない、各種占術道具。
たくさん種類もあって迷っちゃいますよね。
私のように片っ端から買っていくような愚行を重ねる輩は別として(笑)
どれを選んだらいいの?という疑問について考えてみたいと思います。
結論から言うと、対面の方は『イメージを重視』、電話の方は『使いやすいもの』が良いでしょう。
対面占いなど、カードをお客様に見える形で使う人は、自分のイメージに合わせた方が良いと思います。
「自分の好きなやつじゃダメですか?」
って聞かれることが多いんですけど。
考え方は服装と一緒です。
例えば私がめちゃくちゃカワイイものや、アニメやコミックチックなタロットを使ってたらどうでしょうか。
ちょっと「うわぁ…」ってなりませんか?(笑)
やっぱり、私のイメージだったら古めかしい感じとか、怪しげな感じのものの方が良いかなと思います。
であれば、誰が使っても間違いはないでしょう。
要するに、お客様に見える場合は『占い師っぽさ』が大事なんですね。
私はカードコレクターなので、カワイイのから怖いのまで色々持っていますけれど。
お客様の前で使うのはトート・タロット一択です。
グミベアのタロットとか、ダヤンのタロットも良いんですけどね。
イメージじゃないよなぁ…(笑)
なので、お客様に見えない形で使う電話占い師さんは、お好きなもので良いと思います。
使いやすい、は人によりますので何とも言えませんが…
スミス・ウェイト系は圧倒的に多いですよね。
さすがタロットのロングセラー。
スミス・ウェイト版をベースにアレンジされたカードはホントに多いです。
昔は
が正統、みたいな雰囲気もありましたけど。
今はもっと自由なイメージのカードも増えましたよね。
私の認識ですと、
というカテゴリがあって、その下に
というイメージです。
スミス・ウェイト系は、スミス・ウェイト版の解説書をそのまま流用しやすいので、多く作られているのでしょうね。
トート系はあまり見ませんが、『sun&moon』というタロットは、スミス・ウェイトとトートの間の子みたいな感じでした。
マルセイユ系は小アルカナがシンボルのみなので、あまり人気がないのかも知れません。
私が日常で使っている『フェルディナンド・クリッパ』のタロットは小アルカナがシンボルのみのものですが、やっぱり一般受けはしなさそう(笑)
インスピレーション重視で使いたい方は、思い切って独自解釈系のタロットにしてみるのもアリだと思いますね。
ベースになっているものがあると、どうしてもそこから抜けるのが難しくなりますし。
『ボイジャータロット』なんかは直感的に使えるような設計になっているようです。
知り合いの占い師さんでも使っている方はいますね。
『OSHO禅タロット』なんてのもありますが、いわば思想系タロット。
占いというよりは自己啓発セッション用って感じです。
ダヴィンチ、ミュシャ、クリムト、ダリといった絵画系のタロットもありますね。
ダリのタロットだけは、本人が78枚を描き下ろしていますが、後のものは絵画の切り抜きやコラージュです。
本人の画調に合わせて足されているカードがあったりして、それはそれで面白いですけどね。
変わったところですと、ルノルマンカードとタロットの間の子みたいなものもあります。
なんというか、カードメーカーさんも色々考えるものですね(笑)
今回は私の大好きなカードのお話でしたが。
という感じにはなります。
ただ、スミス・ウェイト版に慣れている人は、やっぱりスミス・ウェイト系の方が使いやすいとは思いますよ。
読み慣れているものが一番だと思いますし。
カードを新調したのは良いけど、鑑定になったら「全然読めない!」なんてことじゃ困りますもんね。
今までのイメージと全く違うものを使うのであれば、本番前に練習は必要でしょう。
私だったら…イメージを掴むために、最低100回くらいはシミュレーション鑑定をしますかねぇ?
やっぱり、スッと読めないと本番では使えないですし。
ただ、今使っているもので問題ないのであれば、その練習時間を他のことにあてた方が…という気もしますけどね。
まあ、それでもやっぱりお気に入りを使ってみたいのが占い師ですよね~(笑)
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