占い師にとって、とても重要なスキルがあります。
カードを読むスキル?
ノンノン。
星を読むスキル?
ノンノン。
霊感?
ノンノン。
重要なスキル、それは『言語化』です。
相談者さんの中にある、悩み、苦しみ、望み、それらを言葉にすることなんですね。
売れっ子の占い師さんたちは、間違いなくこれが上手です。
なんなら、その言語化のプロセスだけで「当たってる!」なんて言われたりするんですよ。
相談者さんの言う「当たってる!」って、意味が一様じゃないんですよね。
・私のことをわかってくれた!
・そう、それが言いたかった!
・ほんと、その通りなんだって!
こういうのもひっくるめて「当たってる!」なんです。
便利な言葉ですね、「当たってる!」って(笑)
言語化ができれば、それだけでもう『当たる占い師』の仲間入りです。
別に未来とか過去を当てようと頑張る必要なんてありません。
むしろ、相談者さんの思いを言語化できるようになるべきです。
思いを言語化する、っていうのは。
簡単に言うと『代弁する』ってことなんですよね。
「こう思ってるんだよね?」って、相談者さんの代わりに言葉にしてあげる。
言葉にならない思いって、意外とストレスなんですよ。
心のうちを上手いこと表現できない時って、モヤモヤしますもんね。
それを、言葉にする。
それだけでスッキリしちゃう人もいます(笑)
「もう、何かわかっちゃったからいいわ~。でもまだ時間余ってるから金運見てくれる?」
みたいなね(爆)
それぐらい、心の中を言語化するっていうのは価値のあることなんですよ。
言語化する時のポイントは
・性格を加味して考えること
・感情に注目すること
・本人が言いそうな言葉で言うこと
・肯定すること
を意識してくださいね。
当てずっぽうではダメですよ。
状況だけで推理してもダメです。
ちゃんと性格を加味して、こういう性格の人だったらこう思うだろうな…という感じで推理していくんです。
その上で、理性ではなく感情ベースで考えます。
言葉にならないのは、いつだって感情です。
理性で答えが出るものは、とっくに言語化されてますよ。
検索したりなんだりしてね。
感情はいつもぴったりくる表現を探しているんです。
貝殻を探しているヤドカリみたいなものですね(笑)
殻が見つからないと表に出てこれないんです。
言語化が上手になると、控えめに言って無敵ですね。
占い以外でも無双できると思います。
仕事の人間関係なんて、テキメンですよ。
もちろん、恋愛でもね(笑)
さてさて。
今回は最重要スキルとも言える『言語化』のお話でした。
日頃から訓練できるものなので、毎日やってみてください。
身近な人の考えてることを、それとなく言語化してみるんですよ。
上手く行けばあなたの株は爆上がり(笑)
たとえば
「あの課長さ~、なんつーか仕事できないよなぁ~(イライラ)」
「そうそう、決まった手順でしか処理できない感じなんだよね、ショートカットを知らないっていうか。(言語化)」
「そう!ショートカットできないんだわ!(スッキリ)」
こんな感じです。
相手の性格や言動を把握しつつ、言語化する。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
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