「タロットを独学でマスターしたい!」
そう考える理由や背景は、人それぞれだと思います。
何を隠そう、私自身も完全な独学派からスタートしました。
なぜ私が独学を選んだかというと、昔から「疑問に思ったことは徹底的に追求しないと気が済まない性質」だったからです。
人から教えてもらったことをそのまま素直に飲み込めるタイプではなく、自分で納得がいくまで調べ上げたいタロットオタクでした。
私の知り合いにも、独学からスタートしてプロの占い師になった人が少なからずいます。
私自身を含め、独学でタロットをマスターしてプロにまでなれた人の共通点を考察してみると、ある明確な「性格や思考のパターン」が見えてきました。
今回は、タロットを独学でどんどん上達させられる人の特徴と、逆に独学だと挫折しやすいタイプ、そして独学派が最短で上達するための3ステップをお伝えします。
1. タロットを独学でどんどん上達させられる人の特徴
「好きこそ物の上手なれ」と言いますが、タロットの独学においては「好き」という気持ちだけでは壁にぶつかってしまうでしょう。
誰に教わらなくても独学でぐんぐん上達する人には、以下のような4つの特徴があります。
特徴①:「知りたい!」という強い衝動で一気に突き進める人
とにかく「知りたい!知らないと気が済まない!」という強い衝動を持っている人です。
調べ始めると何時間でも集中して没頭できる、いわゆる「オタク気質」の才能があるタイプです。
この強い知的好奇心と衝動がある人は、誰に強制されなくても自力で膨大な知識を吸収していきます。
特徴②:教わると自分のペースが乱れて「まどろっこしい」と感じる人
自分の中で「今、何が分からなくて、何を知りたいのか」がハッキリしている人です。
人に教わると「そこはもう分かってるのに…」「今知りたいのはそこじゃない!」とストレスを感じてしまうタイプ。
言い換えれば「自分の中に答えを作る軸」がしっかりしている人であり、教わるよりも自力で調べるほうが無駄な遠回りをせずに進めます。
特徴③:失敗や間違いを気にせず、まず身近な人で実践できる人
頭でじっと考えるよりも「とにかくやってみたい!」と行動が先に出るタイプです。
タロットは、実際に占ってみた「実感」がないと深く理解できません。
失敗や間違いを怖がらず、身近な家族や友人を占わせてもらい、うまくいかなかったデータをもとに自分の読み方を修正していける人は、実践の中で飛躍的に成長します。
特徴④:自分で調べて検証していく「実験」が好きな人
「占いが当たった!」「良い反応がもらえた!」という目標に向かって、ゲーム感覚で試行錯誤できる人です。
失敗やカードの読み間違いを「落ち込む材料」にするのではなく、「次の課題発見」として捉え、再実験(再検証)を行えるマインドを持っています。
「自分が導き出した解釈を早く試したくてたまらない」と思える人は、独学に超絶向いています。
2. 逆に「独学だと途中で挫折しやすい人」の特徴
突き進める人がいる一方で、独学だと途中で止まってしまう人もいます。
スクール講師として多くの生徒さんを見てきた私の肌感覚では、実は「独学だと挫折しやすい人」のほうが圧倒的に多いです。
これは能力や才能の問題ではなく、「思考の傾向」の違いです。
・「これで正しいのかな…」と一人で悩み込んで止まってしまう人
「間違うのが怖い」「自分の解釈が否定されるのが恐ろしい」という感覚が強い人です。
タロットには1つの絶対的な正解がないため、一人で考え込むと「失敗したらどうしよう」と不安が膨らみ、カードを引くこと自体が怖くなって手が止まってしまいます。
・計画的にコツコツ勉強するのが苦手で、質問できる環境がほしい人
分からないことにぶつかった時、自力で解決策を探すのがストレスになり、モチベーションが一気に下がるタイプです。
最近はAIに聞くこともできますが、やっぱり「ちゃんとした人に聞いて安心したい」と感じる人も。
また、一人だと自分の習熟度が分からず、「全然上達していない」と早とちりして諦めてしまうケースも少なくありません。
3. 独学派の人がスムーズに上達するためのステップ
「自分は挫折しやすいタイプかも…」と思った方も安心してください。
ポイントさえ押さえれば、独学からスタートしてプロデビューすることは十分に可能です。
独学派がスムーズに上達するための3つのステップをご紹介します。
ステップ1:まずは1本の解説書と1デッキを徹底的に使い倒す
タロットは西洋占星術や数秘術、カバラなど様々な思想が混ざり合っているため、最初からあれこれ調べるとパンクします。
まずは「自分が一番分かりやすいと感じた本1冊」と「その対応デッキ」だけを徹底的に使い倒しましょう。
目移りしそうになってもぐっと我慢です。
目安として「1冊の本と1つのデッキで100回占う」くらいまでやり切ると、リーディングの軸が自分の中に出来上がると思います。

ステップ2:自分の日常やニュースをタロットで占ってみる
「自分占いは我欲が入るから良くない」と言う人もいますが、実は「自分の我欲や主観がリーディングにどう影響するか」を知る絶好の勉強になります。
今日の運勢やニュースの結末など、「後で必ず答え合わせができるテーマ」で占うのがコツです。
「当たった!」という小さな成功体験が自信に繋がります。
この時、頭の中だけで終わらせず、言葉にして紙に書くなど「言語化」する癖をつけましょう。
ステップ3:壁にぶつかったら「部分的に」プロの講座を活用する
独学だからといって、最初から最後まで1人で完結させる必要はありません。
「どうしてもここだけ分からない」「自分の解釈を誰かにチェックしてほしい」というピンポイントの壁にぶつかったら、質問やフィードバックを受ける目的で「部分的に」講座を活用するのも賢い方法です。
かつて私が開催していた「ピンポイント講義」も、たった1回受講して疑問を解消し、そのまま自信をつけてプロデビューしていった独学派の方が何人もいました。
通信講座やスクールは、最初から真面目に全部受けるためだけでなく「疑問を解決するためのツール」として利用しても良いのです。
実際、私の開講していた講座をそういうふうに利用していた方もいます。
今では自分でタロット講座を開くまでになったそうですよ。
まとめ:あなたのタイプに合わせて「独学」か「講座」かを選ぼう!
タロットの学び方に正解はありません。
独学が正義というわけでも、講座に通うのが絶対というわけでもないのです。
大切なのは「どんな方法で学ぶか」ではなく、「あなたが目指すゴール(タロットを楽しめるようになる、プロになるなど)に辿り着くこと」です。
自分の性質に合わせて、突き進めるなら独学で、不安になりやすいならプロの力を借りながら、楽しくタロットの世界を深めていってくださいね(^_^)

